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中国では一般に、「ねずみ年は豊かな年になる」と言われているが、ねずみという動物は数・種類ともにとても「豊か」だ。哺乳類の40%を占めると言われている。また、ねずみは人類よりも前に地球上に現れていた、という。
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中国の民間伝承によると、ねずみ年は豊かな年になると言われている。ねずみそのものも数字や種類が「豊か」で、世界の哺乳類の40%を占める。2008年2月12日、中央電視台のウェブサイトが伝えた。
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平坦な土地であろうと山岳地帯であろうと、豊穣な土地であろうと砂漠地帯であろうと、どこにでもねずみは現れる。世界には1698種類おり、中国ではそのうち180種類以上が発見されている。
ねずみ、と簡単に言うものの、その姿は様々。世界最小のねずみは体重わずか7〜14g程度しかないカヤネズミ。一方、世界最大なのはカピバラ。体重は50kgを超える。さらにムササビやモモンガは空飛ぶねずみ。木から木へと飛び移る。物凄い跳躍能力を持ったねずみ、それはトビウサギだ。名前は「ウサギ」だが、ねずみファミリーの一員だ。他に、マーモットやビーバー、ヤマアラシ、さらには「トトロ」もねずみファミリーのメンバーだという…。
ねずみ一族には悠久の歴史がある。我々人類よりも歴史が深い。人類は1200万年前にこの地球に現れたが、ねずみ一族はすでに2300万年前に現れたという。(翻訳・編集/小坂)
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