ミャンマーの中国国境付近で戦闘、流れ弾が中国領内に着弾、中国人住民1人負傷―中国外交部

Record China    2016年11月22日(火) 9時20分

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21日、中国外交部の耿爽報道官は、ミャンマー北東部シャン州の中国国境付近で20日、政府軍と少数民族の武装勢力が交戦し、一部の戦闘地域からの流れ弾が中国領内に着弾し、中国人住民1人が腕を負傷したと明らかにした。

2016年11月21日、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は、ミャンマー北東部シャン州の中国国境付近で20日、政府軍と少数民族の武装勢力が交戦し、一部の戦闘地域からの流れ弾が中国領内に着弾し、中国人住民1人が腕を負傷したと明らかにした。環球時報が伝えた。

耿報道官は、ミャンマー側に申し入れを行ったことを明らかにした上で、国境地帯の管理を強化し、住民の安全確保に努めていると語った。

21日にも流れ弾が中国領内に着弾したが、負傷者は出ていないとの情報もある。

報道によると、カチン独立軍(KIA)、タアン民族解放軍(TNLA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の少数民族武装組織が20日未明以降、シャン州北部にある政府軍や警察の施設、橋などに相次いで攻撃を加えたという。(翻訳・編集/柳川)

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