“ドーピングで土下座”の韓国競泳界のスター、リオ予選落ちから復活の金メダル=ネットが祝福「帰ってきた英雄」「東京五輪では必ず名誉挽回を」

Record China    2016年11月18日(金) 18時10分

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18日、韓国メディアによると、8月のリオデジャネイロ五輪で活躍を期待されながらも予選落ちなど残念な成績に終わった韓国競泳界の英雄パク・テファンが、リオ後初めて出場した国際大会で金メダルを獲得した。写真はパク・テファン。

2016年11月18日、韓国紙・スポーツ韓国などによると、8月のリオデジャネイロ五輪で活躍を期待されながらも予選落ちなど残念な成績に終わった韓国競泳界の英雄パク・テファンが、リオ後初めて出場した国際大会で金メダルを獲得した。

パク・テファンは17日、東京辰巳国際水泳場で開かれた第10回アジア水泳選手権大会の男子自由形200メートルで優勝した。午前に開かれた予選で全体3位の1分49秒78をマークし決勝に進出、決勝では終始トップを守り1分45秒16、2位に2秒近い差をつけ圧勝した。この記録は、リオ五輪同種目の銀メダリスト、チャド・レクロー(南アフリカ共和国)の1分45秒20を上回る。そのため韓国メディアは、リオ五輪で惨たんたる失敗をしたパク・テファンが今大会で本格的に再起するのではと期待を寄せている。

パクは14年の韓国・仁川アジア競技大会を前にしたドーピング検査で禁止薬物を使用していたとして国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の資格停止処分を受けた。処分は今年3月に明けたが、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の規定によりリオ五輪への出場が当初認められず、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を経てようやく出場を決めた。会見で土下座までして切符を手にしたリオ五輪だったが、出場種目すべてで予選落ちという残念な結果に終わった。

今大会では今後自由形400メートル、100メートル、1500メートル、50メートルに出場する予定。400メートルでは18日、予選1位の記録で決勝進出を決めている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「立派だよ、マリンボーイ!」「本当にすごい選手。頑張って」「おめでとう」「いくつもの試練を乗り越えて手にした成果は喝采を受けるべき」など、パク・テファンへの祝福のコメントが多数寄せられている。

ほかにも、「優勝だなんて涙が出る」「僕らのテファン、水泳の天才の実力を見せてやれ」「この記録で君の栄光が消えることはなくなった。お疲れさま」「次の東京五輪では必ず名誉挽回しよう」「帰ってきた英雄パク・テファン!彼を後援してくれるメーカーの物を買わなきゃ」「パク・テファンにキム・ヨナ、こんな国で本当に立派な人たちだ」など称賛や応援のコメントが目立った。(翻訳・編集/吉金

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