外貨準備高が17兆円を突破、世界9位に―香港

2008年2月11日、香港金融管理局は1月末時点の外貨準備高を1599億ドル（約17兆2000億円）と発表した。昨年12月末から72億ドル（約3020億円）の増加となった。中国新聞社が伝えた。

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外貨準備の積み増しは主に外貨需要の増加及び旧正月を控えてのボーナス、贈答用の新規紙幣発行額が増加したため。香港では中国銀行（香港）有限公司、香港上海匯豊銀行有限公司（HSBC）、スタンダード・チャータード銀行の三行が発券銀行となっているが、紙幣発行には政府の為替基金に米ドルを納入する必要がある。そのため紙幣発行額の増加は外貨準備の増加に直結する。

最新の統計によると香港の外貨準備高は世界第9位。首位は中国本土。以下、日本、ロシア、インド、台湾、韓国、ブラジル、シンガポールと続く。（翻訳・編集/KT）