韓国に日本車旋風?排ガス不正で販売激減のVW車の穴埋める=韓国ネット「韓国車は日本で全然売れないのに」「日本が嫌いでも日本車までは憎めない」

Record China    2016年11月8日(火) 7時30分

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7日、排ガス不正問題などで独フォルクスワーゲンの韓国市場での販売が激減する中、その「空席」を埋めたのが日本車であるとの統計が出された。この勢いに乗り、来年には韓国の輸入車市場に「日本車の時代」がやって来るとみる声も出ている。写真はソウル。

2016年11月7日、韓国・東亜日報によると、排ガス不正問題などで独フォルクスワーゲン(VW)の韓国市場での販売が半年で120分の1にまで激減する中、その「空席」を埋めたのが日本車であるとの統計が出された。この勢いに乗り、来年には韓国の輸入車市場に「日本車の時代」がやって来るとみる声も出ている。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)の資料によると、先月の韓国国内でのVW新車登録数はわずか30台だった。すでに排ガス不正問題が発覚していた今年3月、「騒動に反し堅調に売れている」と言われた登録数3663台から激減している。この半年ほどで行われた韓国環境部による調査や販売禁止措置、それに伴う世論の悪化を受け、VWの韓国でのブランド価値は暴落してしまった。

一方で目覚ましく販売を伸ばしているのが日本車だ。韓国で人気のレクサスホンダトヨタの先月の販売台数を合計すると2950台で、VWの実に98倍を超える。今年1月のVWの1660台の販売に対してレクサス577台、ホンダ406台、トヨタ275台と3ブランドを合計してもVWの販売に届かなかったのとは大違いだ。

自動車業界では、今後日本車の勢いがさらに強まるとの展望が出ている。国産車の業界関係者は「輸入車を買おうと心に決めた層はブランドとイメージを重視するので、国産車には簡単には乗り換えない傾向がある」とし、「最近、ドイツブランドに対する『バブル』がはじける一方、日本車の耐久性や品質に対する高評価が続いている」と日本車人気を説明した。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「日本は正直なところ好きではないけど、技術力と自動車文化は認めるべきだな」

「日本では現代(ヒュンダイ)車が全然売れなくて撤退したのにね」

「いくら安倍(晋三)首相が嫌いでも、日本車までは憎めない。現代や起亜(キア)車よりいい車であることは間違いないからね」

「国産メーカーが車をちゃんと作って納得のいく価格で売れば変わると思うけど?」」

「消費者の立場で言ったら、日本車は悪くない」

現代・起亜も席を空けるべきでは?」

「すぐVW人気が戻るんじゃないかな?ものすごい爆弾セールと共に…」

「いい物を買って使うのに、何か問題でも?」

「現代・起亜は人のせいにしてないできちんと車を作ったらどうだ」

「現代・起亜が日本車に追い越されるのはいつになるかな?」(翻訳・編集/吉金

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