<続報><中国製ギョーザ中毒>依然控えめの国内報道に業を煮やし日本の報道引用も、ネットの声続々―中国

Record China    2008年2月6日(水) 17時27分

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6日現在、中国国内では依然、報道の少ない中国製ギョーザ中毒事件。乏しい報道を反映してか、ネット上では日本メディアの報道を引用した書き込みも。ユーザーの意見は日本への批判と、自国製品を不安視する声に分かれている。

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2008年2月6日現在、依然真相の究明されていない中国製ギョーザ中毒事件。国内のメディアでは依然、控えめな報道が続いているものの、該当製品の原料から残留農薬が検出されなかったこと(中国新聞社)や、舛添厚生労働大臣が人為的な毒物混入の可能性を発言したこと(環球時報)など、続報が伝えられている。

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これらのニュースを受けて、大手ポータルサイトの網易(NETEASE)や捜狐(SOHU)の掲示板では、日本の報道姿勢をはじめとする日本側への批判の書き込みが相次いでいる。

「これは日本のメディアによる捏造報道だ」「日本人はもう中国製品は食べなくてもよい」「日本はこれによって北京五輪成功を阻止しようとしている」などの書き込みが代表的。一方、「はっきりした真相が判明するまで騒ぎ立てるのはよそう」との声も多く見られる。

また、乏しい国内報道に業を煮やしてか、在日中国人や日本語を理解する者が日本の報道を引用した書き込みも見られ、日本のテレビでの報道過熱や、該当商品のパッケージから穴が見つかったニュースなどが挙げられている。

なお、今回の事件はもちろん、食品安全問題そのものへの関心度の高さをうかがわせる、以下のような書き込みも。「国内でも問題の食品は続出しているのに、まったく当局に重視されていない」「輸出品よりも国内流通している食品のほうがよほど心配」と、国内の食品業界全体に対する不安を訴える声が散見された。(翻訳・編集/愛玉)

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