国政介入問題で窮地の朴槿恵政権、再び反日カードを切る可能性も―中国メディア

Record China    2016年11月3日(木) 16時20分

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1日、朴大統領が機密情報を流出させるなど一連の疑惑で、韓国が揺れている。日本メディアは「中韓が再び手握る可能性も」と懸念を示している。

2016年11月1日、中国メディア・観察者網によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領が友人の民間人女性に機密情報を渡したり、国政に介入させていた一連の疑惑で、韓国が揺れている。

朴槿恵大統領の支持率が低下し続けている。韓国の民間調査機関による調査では、支持率はわずか17%で、大統領就任以来最低の支持率を更新したが、疑惑を認めた大統領の謝罪が批判をあおる結果になり、その後14%にまで低下した。ソウルでは1桁台にまで落ち込んだとの報道もある。その一方で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の韓国政界入りを望む声は根強い。

韓国英字紙コリア・ヘラルドは、今回の騒動は単に朴槿恵政権にとっての問題だけに収まらず、日中韓首脳会談や米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備、日本とのレーダー情報共有など、韓国の外交や安全保障政策にも影響を及ぼす恐れがあると伝えている。

政治スキャンダルと外交上の課題が次々に山積し、韓国はすでに動乱状態にあり、韓国の国政は事実上ストップしているという。環球時報は1日、日本メディアは「朴槿恵政権下に締結した日韓協力協定が覆される恐れがある」「韓国が再び反日的な活動を始めたり、中国と共に反日共闘を繰り広げるのではないか」と懸念していると伝えた。(翻訳・編集/岡田)

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