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2月4日、網易は大手インターネット調査会社の統計で中国の各大手サイトのアクセス数が激減していると報じた。一方、各サイト自身の調査では平常時との変化はなく、調査会社の問題である可能性が高いという。写真は中国の検索サイト・百度。
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2008年2月4日、ポータルサイト網易は大手インターネット調査会社の統計で中国の各大手サイトのアクセス数が激減していることを報じた。各サイト自身の記録では平常時との変化は認められず、調査会社の問題である可能性が高いという。
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米アマゾンドットコム傘下のアレクサ・インターネットはもっとも著名なインターネット調査会社として知られている。1月上旬より同社の統計で中国サイトのアクセス数が減少し始め、世界第3位の検索サイトである百度を含めた、中国の大手サイトが軒並み10万位以下にランクされているという。
関係者によると、アレクサは一部ユーザーの情報を収集して統計を作成しており、その調査結果は決して完全なものではないという。また一部サイトが自身のアクセス量を過大に見せかけようとするのを防ぐため、統計から除外されるサイトがたびたび出現し各サイトのアクセス数の順位はジェットコースター並みの変化を見せると問題の多さを指摘した。しかしながらサイトの価値を計るのにアレクサは一般的な指標として用いられており、中国のネット業界ではこれに取って代わる、より正確な調査機関を求める声が高まっている。(翻訳・編集/KT)
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