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2月3日、中国中南部を襲った大雪の被災者を救うため、人民解放軍と人民武装警察部隊はこれまでに延べ51万9000人の人員を投入。軍用の物資輸送機やヘリココプターも46回出動した。写真は広州駅で混乱収拾に当たる人民解放軍の兵士。
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2008年2月3日、新華社サイト「新華網」は中国中南部を襲った記録的な大雪による被災者を救うため、中国人民解放軍と中国人民武装警察部隊(略称;武警部隊)は人員を総動員して救援活動に当たっていると報じた。
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同日午後10時現在、人民解放軍と武警部隊はこの日1日で9万8000人を各被災地に派遣。このほかに民間兵や予備役軍人26万1000人も動員された。これまでに救援活動に投入された解放軍と武警部隊の人員は延べ51万9000人に達し、民間兵と予備役軍人は同161万3000人に上る。また軍用の物資輸送機やヘリコプターの出動回数も46回となった。
海軍は同3日、30万ワットの移動発電装置35台を江西省に送り、送電が停止している地域の復旧活動を支援。南京軍区の某部隊は4000人を杭州市に派遣し、高速道路上の除雪作業を35kmにわたって行った。広州軍区空軍は広東省から湖南省長沙市に向けて100万元相当の医薬品、食品、毛布などの救援物資を軍用機3機で空輸。これら以外にも各地で兵士による不眠不休の救援活動が続けられている。(翻訳・編集/本郷)
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