「日本兵日記」を題材にした中国の反戦映画、本土作品として初めてユネスコの賞にノミネート―中国メディア

人民網日本語版    2016年10月27日(木) 17時20分

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反戦映画「何去何従」が28日より中国国内で公開される。制作サイドはこのほど、街頭インタビューの動画を公開した。動画は「戦争」という話題をめぐり議論を掘り下げ、中国人の戦争に対する評価と考えを明らかにした。

反戦映画「何去何従」が28日より中国国内で公開される。制作サイドはこのほど、街頭インタビューの動画を公開した。動画は「戦争」という話題をめぐり議論を掘り下げ、中国人の戦争に対する評価と考えを明らかにした。また、抗戦勝利71周年に際し、革命の烈士に敬意も込められている。新華網が伝えた。

同作品はリアルな「日本兵日記」を題材にしたストーリー。日記の書き手は主人公の石橋。本作は一般的な日本兵の視点から、中国の一般人の純粋で善良な性格、自分の運命に対するやるせない思いと抵抗を描き、人間性を踏みにじる戦争の一面を示した。

同作品の特殊な反戦のアングルに、観客の期待が集まっている。ある若い女性は「個人的には同作品のような、深みがあり理性的な映画作品が好みだ」と述べた。ある年配の白髪の男性は「映画館に行き作品を支持する。日本の現状に注目し、理解したい」と話した。

第72回ベネチア国際映画祭で、同作品は優秀な反戦作品と評価され、中国大陸部初の映画作品としてユネスコのフェデリコ・フェリーニ賞にノミネートされた。(提供/人民網日本語版・編集YF)

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