訪日中国人観光客による持ち去り、「なくなったのは便座だけなのか」―中国メディア

Record China    2016年10月26日(水) 12時50分

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25日、子どもの教育情報などを扱う中国メディア・育児網は、「なくなったのは日本の便座だけなのか?」と題する記事を掲載した。

2016年10月25日、子どもの教育情報などを扱う中国メディア・育児網は、「なくなったのは便座だけなのか?」と題する記事を掲載した。

先日、ツアー旅行で日本を訪れた中国人夫婦が、ホテルに置いてあった予備の便座を持ち去るという事件が起きた。夫婦は「前の客が忘れていった物だと思った」と説明。事件発覚後には「ご迷惑をおかけし、申し訳ありません」とする謝罪文を記している。

実はこの若い夫婦は、子どもを連れて3人で旅行に参加していた。記事は、「子どもの目の前で、このような行為に及ぶことは間違った手本を見せること。便座は返すことができるが、子どもの目の前で便座を持ち去った時に破壊された両親のイメージは取り戻すことはできない」と厳しく非難。この一件で、便座だけでなく親の威厳もなくなったことだろうとした。

さらに記事は、「大人が自らを律することができて初めて、子どもを導く資格がある。さもないと、子どもが人様の便座を持ち去ろうとした時に、叱ることができないばかりか、逆に一緒になって喜々として盗むことになるだろう。それこそが最も悲しいことだ」と論じた。

この記事には、ネットユーザーから「本当に情けない」「この国の人々は貧しすぎて、何でも得をしようとする」「相手が中国人を見下すのではない、われわれ自らが見下されるようなことをしているんだ」「素養のない人間は、子どもを産むことはできるが、育てることはできない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

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