<サッカー>W杯予選、宿泊代ケチって報奨金に?協会は否定―中国

Record China    2008年2月4日(月) 12時31分

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3日、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会アジア3次予選の中国対イラク戦が6日、ドバイ(アラブ首長国連邦)で開かれる。現地入りした中国チームが宿泊先を急きょ変更したことに国内で疑問の声が挙がっている。

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2008年2月3日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選1組の中国対イラクの試合が今月6日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれるが、ドバイ入りした中国チームが宿泊先を急きょ変更したことに中国国内で疑問の声が挙がっている。「新華ネット」が伝えた。

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国内メディアでは、中国チームが5つ星ホテルをキャンセルしてUAEサッカー協会宿舎に変更したのは、浮いた経費40万元(約600万円)を試合の報奨金にあてるのではないかと報じられている。これについて中国サッカー協会の蔚少輝(ウェイ・シャオホイ)チームマネージャーは「到着前は知らなかったが、協会宿舎も十分な設備が整っているため」と否定し、変更の理由を詳しく説明した。

それによると、中国チームへの優遇として、普段の練習時には毎回カットフルーツやドリンクなどが用意され、砂嵐になると生姜スープや温かい豆乳などを作ってもらえるという。また、宿舎の割り当ても2階に中国チーム、1階にイラクチームとなっており「上に住むことで相手へのプレッシャーになる。こんな良い条件は、5つ星ホテルでも得られないだろう」と述べた。

中国サッカー協会の謝亜龍(シエ・ヤーロン)、南勇(ナン・ヨン)両副会長も、「国家代表チームに選ばれるだけで、お金に代えられない栄誉。中国サッカー協会が金銭で選手を煽るようなことはあり得ない」と同様に否定した。

中国チームが属する予選1組はほかに、オーストラリア、カタールと強豪がひしめく「死のグループ」。かなりの苦戦が強いられそうな中国チームが苦肉の策を講じたのでは?と一部で報じられていた。(翻訳・編集/NN)

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