トヨタが新工場か、「第3の拠点」中国での生産・販売100万台目指す―吉林省長春市

Record China    2008年2月4日(月) 11時56分

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2月4日、トヨタ自動車が吉林省長春市に年間生産台数10万台規模の新工場建設を検討していると伝えられた。写真は天津市にある一汽トヨタの工場。

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2008年2月4日、北京商報は、トヨタ自動車が吉林省長春市に年間生産台数10万台の新工場建設を検討していると報道した。現在、吉林省にはハイブリッドカー・プリウスの組立工場があるが、新工場は全車種に対応した大型工場となる見込み。投資額は4億7000万ドル(約500億円)に達すると見られる。

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トヨタ自動車は日本市場の不振にも拘わらず世界的に存在感を高め、2007年の自動車販売台数は首位の米GMに肉迫した。今後さらなる販売増を狙うためにはライバルと比べて立ち後れている中国市場の強化が不可欠と見られる。

トヨタは現在、中国で2つの合弁会社を保有。07年、一汽トヨタの販売台数は28万台、広州トヨタは17万台で、合計45万台を販売した。業界関係者によると、トヨタは中国での生産・販売台数を100万台にまで拡大し、日本と北米に続く世界第3の生産販売拠点とする計画を進めており、長春市の工場新設は蓋然性が高いとみられている。(翻訳・編集/KT)

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