<旧正月>「伝統行事」の爆竹、ゆるやかに解禁=死者2人・負傷者1500人―北京市

Record China    2008年2月4日(月) 14時17分

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新規定が施行された北京市では、旧正月の期間に限定の時間・地域における爆竹の使用が許可されている。施行後、爆竹事故による死者は2人、負傷者は1510人。写真は2007年10月、安徽省で没収された違法生産の爆竹。

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2008年2月3日、旧正月も間近に迫った北京市の各家庭では、年越しの瞬間に新年を祝う爆竹の準備も万端といったところである。北京晩報の報道。

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近年、安全性や環境汚染への配慮から、中国各地で新年の爆竹を禁止する動きが盛んだったが、中華民族の伝統行事を失いたくないという市民の願いに押され、北京市では2006年の3月より新しい「北京市花火・爆竹安全管理規定」が施行された。これにより、規定された場所と時間、注意事項を遵守したうえで爆竹の使用が許可されたことになる。

以来、現在までの間に爆竹による事故は2438件発生、死者2人、負傷者は1510人が報告されている。これによる北京市の経済的損失は1000万元(約1億5000万円)に迫るという。なお、事故を起こした主因は、大部分が違法に生産された劣悪品質の爆竹だとして、警察では市民に注意を呼びかけている。(翻訳・編集/愛玉)

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