<旧正月><早分かり>何が何でも故郷へ!豪雪にもたじろがない中国人の「春節」とは?

Record China    2008年2月3日(日) 21時50分

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2月1日、57年ぶりの記録的豪雪により交通機関は各地でストップ。広州駅では帰省客ら40万人が足止めを余儀なくされた。何が何でも帰省しようとする人々にとって、「春節」の意義とは?

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2008年2月1日、中国の西・南部を襲う大雪の被害により各地の交通は完全にマヒ。おりからの春節休暇で民族の大移動が始まっていた中国では、各交通機関を利用していた旅客があちこちで足止めされており、寒さで凍死する人やすし詰め状態で圧死する人も出ている。それでもなお故郷へ帰ろうとする人々にとって、一体「春節」とはどんな意義があるのだろうか?中国語サイト「世界論壇網」がこれを分析。

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故郷で新年を迎える―この1100年以上続く習慣は、家族の団結と融和を重んじる中国人にとって最も大切な行事。1年間の労働の疲れを、家族や親しい友人らに囲まれて過ごすことで癒される貴重な時間でもある。同時に異郷の地で常に「よそ者」として暮らす彼らが、「地元」に戻り本当の自分を取り戻す重要な手段でもあるのだ。

いずれにせよ「新年は故郷で迎えたい」というのは、中国人の心からの声だ。これさえ理解できれば、現在中国各地で大雪に襲われながらも帰省しようと頑張っている彼らの行動が理解できよう。(翻訳・編集/本郷)

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