サムスンの失墜で一気に躍進、中華スマホ大手・ファーウェイが中国シェア首位に―独メディア

Record China    2016年10月24日(月) 14時10分

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23日、中国のスマホ市場で華為技術(ファーウェイ)がシェア首位の座に就いた。同社は目下、グローバル市場に目を向けている。サムスンが発火問題で失墜したことが追い風となっている。写真はファーウェイの製品発表会。

2016年10月23日、独国際ラジオ放送ドイチェ・ヴェレによると、中国のスマートフォン市場で、中国のスマートフォンメーカー・華為技術(ファーウェイ)がシェア首位の座に就いた。同社は目下、グローバル市場に目を向けている。

華為は2016年度に世界全体ですでに1億台を販売し、同社の過去最高を記録。2016年度全体で1億4000万台の売り上げを目標に掲げており、韓国サムスン電子と米アップルに次ぐ位置につけている。なお、アップルの目標は2億2700万台。

サムスンはギャラクシーノート7の発火問題により、世界規模のリコールや賠償など一連の不祥事で業績を悪化させた。それがアップルや華為にとっては追い風となっている。華為はとりわけ欧州市場で売り上げを伸ばしている。市場アナリストによると、もともと欧州市場では端末の新規購入が少なく、大幅な売り上げ増加は難しいとされていたが、そうした環境で売り上げを急激に伸ばしているのは、それだけ華為の端末が魅力的であることを示しているという。

華為の欧州スマートフォン市場におけるシェアはすでに11%に達しているとされる。15年は7%だった。(翻訳・編集/岡田)

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