中国軍幹部「台湾を武力統一する可能性」指摘―中国紙

Record China    2016年10月22日(土) 14時10分

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21日、中国官製メディアの環球時報(電子版)は同日、中国人民解放軍南京軍区副司令官の王洪光(ワン・ホングアン)氏の寄稿記事を掲載した。写真は台湾総統府。

2016年10月21日、中国官製メディアの環球時報(電子版)は同日、中国人民解放軍南京軍区副司令官の王洪光(ワン・ホングアン)氏の寄稿記事を掲載した。王氏は「台湾を武力統一する可能性がある。上陸作戦をしなくても手に入れることは可能だ」と表明した。仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)が伝えた。

王氏は、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が台湾の創建記念日にあたる「双十節」で「われわれの立場は不変であり、(中国の)圧力に屈することはない」と述べたことや、中国側が対話の条件とする「(台湾と中国は一つの国だとする)一つの中国」の原則を完全には認めなかったことを厳しく批判。「台湾との平和的な統一の可能性が完全に失われる」状況に移りつつあると主張した。

その上で、台湾の武力統一に向け、台湾海峡の現状を踏まえ、具体的な作戦準備を進める段階に来ているとした。(翻訳・編集/大宮)

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