ソウル銃乱射事件の容疑者、過去に“日本批判”の本を3冊出版=韓国ネット「だからといって罪は軽くならない」「親日派を攻撃するべきだった」

Record China    2016年10月21日(金) 22時0分

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20日、韓国メディアによると、ソウル市江北区樊洞の梧牌山トンネル付近で私製の銃を乱射し、現場に出動した警察官1人を殺害したソン・ビョンデ容疑者が、過去に日本を批判する内容の本を3冊出版していたことが分かった。写真は韓国の白バイ。

2016年10月20日、韓国・マネートゥデイによると、ソウル市中心部、江北区樊洞の梧牌山トンネル付近で私製の銃を乱射し、現場に出動した警察官1人を殺害したソン・ビョンデ容疑者(46)が、過去に日本を批判する内容の本を3冊出版していたことが分かった。

ソン容疑者は2014年2月、自身のSNSに「大地震と侵略戦争」と題する自身の著書の表紙の写真を掲載した。著書は日本が竹島の領有権争いをする理由と日本の右傾化が東アジア国際情勢に及ぼす影響などを批判する内容で、その大部分が極端な愛国主義の性質だという。著者紹介では「韓国史、日本史、軍事学、国際政治学、法学、犯罪心理学、医学など、多くの専門分野を幅広く深く研究する人」と説明されている。ソン容疑者は他にも、「大地震と壬辰倭乱(文禄・慶長の役)」「大地震と征韓論」と題する著書を出版しており、いずれも内容は「大地震と侵略戦争」と類似している。

また、ソン容疑者は「私は歴史的な人物であり国民の英雄だが、これを警察が邪魔している」といった誇大妄想の症状を見せていたことも分かった。ソン容疑者は自身のSNSに「腐敗親日警察」「売国奴警察」などの表現を頻繁に書き込んでいた。今月6日には「私という存在は一般人にとってはつまらない存在だが、日本の侵略主義者と親日公職者にとっては私ほど日韓合併の妨げになる人物はいない。腐敗親日警察が私に殺人の濡れ衣を着せようとするのは、私が国民に英雄ではなく、凶悪犯として永遠に記憶されることを望んでいるから」と主張していた。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「殺人犯が国民の英雄?妄想もほどほどに!」

「日本を批判したからといって罪は軽くならないよ」

「国民の英雄になりたければ、親日派を攻撃しに行くべきだった。なぜ警察に八つ当たりする?」

「韓国から追い出すべき親日派は他にいる。それが誰なのかは、親日派大辞典を見ればすぐに分かるのに」

「ソン氏は国民に永遠の凶悪犯として記憶された」

「日韓合併?夢でも見ているのか?」

「良い本を出版していたのに、こんなことになって残念」

「頭の良い人だったようだ。その能力を別のところで発揮してほしかった」(翻訳・編集/堂本

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