<南海1号>沈没船のお宝公開、故宮での一般公開も予定―北京市

Record China    2008年2月3日(日) 12時17分

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2月1日、南宋代の沈没船「南海1号」から発見された文物が公開された。同船からは4500点にも及ぶ貴重な文物が発見されており、5月には北京市の故宮博物院で展覧会が開催されるという。写真は南海1号から引き揚げられた文物。

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2008年2月1日、北京市の国家博物館水中考古センターで南宋代の沈没船「南海1号」から発見された文物が公開された。同船からは4500点にも及ぶ貴重な文物が発見されており、今年5月には北京市の故宮博物院で展覧会が開催されるという。京華時報が伝えた。

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「南海1号」は広東省で発見された約800年前の南宋時代に沈没した貿易船。磁器など大量の宝物が船内に残されたままで、その価値は10兆円以上で兵馬俑に匹敵するとも伝えられる。回収された文物のほとんどは磁器だが、その他にも金器、銀器、漆器、銅銭、動物の骨、果実が見つかっており、その数は合計4500点に及ぶ。状態が良い物だけでも2000点を超えるという。

磁器の多くは景徳鎮など南宋代に生産されたもので、一部漢代の品も含まれているという。ほとんどは未使用品で生産された後、すぐに船積みされたと考えられている。今年5月には故宮博物院で、これらの貴重な文物のうち約100点が公開されることになる。(翻訳・編集/KT)

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