韓国の大ヒットドラマ、未成年女優のキスシーンでNG判定=ネットは反発「チューとキスは違う」「未成年者はキス禁止なんて法律が?」

Record China    2016年10月20日(木) 22時20分

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19日、韓国メディアによると、韓国で大ヒットを博し18日に最終回の放送を終えたドラマ「雲が描いた月明かり」(原題)が、韓国放送通信審議委員会から制裁を受けた。資料写真。

2016年10月19日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国で大ヒットを博し18日に最終回の放送を終えたドラマ「雲が描いた月明かり」(原題)が、韓国放送通信審議委員会(放審委)から制裁を受けた。

放審委は同日、小委員会を開き、同作品に対し行政指導に相当する「勧告」措置を下した。主演パク・ボゴム(23)の相手役を演じた女優キム・ユジョン(17)の肌を露出したシーンと、成人であるパク・ボゴムとのキスシーンが、青少年に有害と判断された。

放審委はこれらの内容が放送審議に関する規定第45条「出演」に違反したとみて「勧告」を決定した。問題となった「露出」シーンは、キム・ユジョンが男装するため胸に包帯を巻く場面で8月22日に放送された。放審委はこの露出の度合いを勘案し、法定制裁ではなく行政制裁にとどめたという。

同作は韓国KBS系列で8月から放送をスタート、第7話で視聴率20%を突破し同時間帯の視聴率1位の記録を続けたほか、韓国では「パク・ボゴムシンドローム」を巻き起こした。キム・ユジョンはドラマ「太陽を抱く月」「トンイ」「善徳女王」など数々のヒット作で主人公の子ども時代を演じてきた名子役。今回の「雲が描いた月明かり」で子役から主演女優への見事な成長を遂げた。

人気を博した作品だけに、韓国のネットユーザーからは今回の報道に多数のコメントが寄せられているが、放審委の判断には否定的な意見が大半のようだ。

「ただのチューでしょ。いやらしくは見えなかったけど?」

「チューとキスは違う」

「放送が終わってからの制裁に何の意味が?こんなことを審議してるなんて笑えるよ」

「未成年者はキス禁止なんて法律があるのか?」

「実に無駄なところで清潔なふりを。それなら未成年者には性教育もやめてしまえ。性教育は20代になってからすればいい」

「時代の変化をまったく考えてないんだね」

「ガールズグループの下着が見えちゃってるのは放っておくの?」

アイドルのいやらしい衣装とかセクシーなダンスとかを取り締まれ!あの中にも未成年者がいるはず」

「歌番組をどうにかすべき。恥ずかしくて見てられない」

「どっちにしてもドラマは大成功」

「何でもけちをつけるんだな」(翻訳・編集/吉金

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