2016年10月19日、次に中国でブレーク間違いなしとされている台湾人俳優は、話題の映画「七月與安生」で注目を集めるトビー・リー（李程彬）だ。NOWnewsが伝えた。

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映画「あの頃、君を追いかけた」のコー・チェントン（柯震東）、「我的少女時代」のダレン・ワン（王大陸）と、これまで台湾の若手俳優が1本の映画をきっかけに、中国で大ブレークを果たしてきた。これに続く新たな1人とされているのが、「七月與安生」で注目を集めるトビー・リー。映画は中国で先月から公開されており、すでに人気が急上昇している。

26歳のトビー・リーは、台湾の人気俳優ジョセフ・チェン（鄭元暢）が発掘した新人俳優。身長184センチと恵まれた体に、精悍（せいかん）な顔立ちが印象的だ。ジョセフ・チェンが2013年に設立した芸能事務所に所属し、昨年デビュー。今年だけで「七月與安生」をはじめ、話題作「六弄[口加][口非]館」など計4本の出演作が公開されている。

「七月與安生」は、香港の名監督ピーター・チャン（陳可辛）のプロデュース作。それだけに重圧が大きく、実は撮影中に体調を崩して頭髪が大量に抜けてしまった。スタイリストのゴッドハンドにより、映画ではうまく隠されているという。

台湾版アカデミー賞・金馬奨では、「七月與安生」が今回最多の6部門にノミネート。注目は最優秀主演女優賞で、ダブル主演したチョウ・ドンユィ（周冬雨）、マー・スーチュン（馬思純）がいずれも候補となっている。（翻訳・編集/Mathilda）