中韓関係の悪化防げるか?韓国警備艇沈没事件で両国高官が意見交換―中国紙

Record China    2016年10月20日(木) 12時20分

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20日、環球時報によると、中国外交部の孔鉉佑外務次官補は19日、韓国を訪れ、中国漁船による韓国警備艇沈没事件について韓国外交部の金炯辰次官補と意見を交わした。写真は中国山東省の漁船。

2016年10月20日、環球時報によると、中国外交部の孔鉉佑(コン・シュアンヨウ)外務次官補は19日、韓国を訪れ、中国漁船による韓国警備艇沈没事件について韓国外交部の金炯辰(キム・ヒョンジン)次官補と意見を交わした。韓国が高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を発表して以来、中国外交部の高官が訪韓するのは今回が初めて。

警備艇沈没事件は仁川市甕津郡の小青島付近の海域で今月7日に起きた。違法操業の中国漁船を取り締まっていた海洋警察の高速短艇に中国漁船が故意に衝突し、その後逃走。THAAD問題で中韓関係の冷え込みが指摘されるが、漁業トラブルでさらなる悪化も懸念されている。

韓国外交部の19日の発表によると、朝鮮半島西部海域での操業をめぐり、両国は漁業問題連携会議などさまざまなルートで緊密な協議を行っていくことで一致。韓国・毎日経済は「漁業をめぐる緊張の高まりが懸念される中、ハイレベルな外交対話が行われたことは状況悪化を阻止しようとの意味合いを持つ」と報じた。(翻訳・編集/野谷

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