なぜ!?日本の「マスクでお見合い」が中国で大注目=ネットの評価はイマイチ

Record China    2016年10月21日(金) 0時20分

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20日、中国で日本のあるイベントの様子が、意外にも大きく取り上げられている。

2016年10月20日、中国で日本のあるイベントの様子が、意外にも大きく取り上げられている。

新華社や中国中央テレビ(CCTV)、中国日報などがこぞって報じているのが、日本で行われている内面重視の婚活イベント「マスクdeお見合い」だ。記事では、16日に都内で行われたイベントの様子を伝え、主催者の「最初の段階では、相手の個性や価値観を理解することが重要」というコメントや、参加者の「マスクを着けていたので、女性といつもより気軽に話せた」「外見ではなく中身に注目するようになった」といった感想を紹介している。

新華社は、過去40年で日本の結婚率が50%低下したと指摘。「ネット社会で育った若者は、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが苦手で、仕事に打ち込むあまり異性と交際する余裕もない」とし、日本でお見合いイベントに参加する人が増えていると伝えている。

中国で注目された背景には、中国でも「お見合い」が盛んなことがある。日本と同様、晩婚化が進む中国では、婚期が来ても結婚しない子どものために、親が代わりに公園などに集まって「代理お見合い」を行う様子があちこちで見られる。また、特に男性が女性を選んだり、女性が自分をアピールしたりする条件に「容姿」が多く挙げられることも、マスクでのお見合いが注目された理由の一つかもしれない。

ただ、ネットユーザーからは、「マスクをしていても美人かどうかはだいたいわかるよね」「結局、マスクで隠れるのは鼻と口程度」「いつかは外す時が来るんだ。必要あるの?」といった意見や、「『フェイスキニ(※日焼けを嫌う中国の女性が海岸で着用するフルフェイスマスク)』をつけてやった方がいい」「性格だけを判断するというなら、ネット上でやり取りすれば済むのでは?」「中身もそうだけど、外見も相手を選ぶ重要な要素だ」という指摘が出るなど、評価はイマイチ。一部には、「北京の屋外でお見合いしたら、自然とこうなるよ」と、深刻な大気汚染に絡めたコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

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