サムスンのスマホ回収問題、韓国で集団損賠訴訟へ―韓国メディア

Record China    2016年10月20日(木) 14時30分

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19日、韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火・回収問題で、韓国の消費者グループ38人がサムスン電子を相手取り、生産停止と返品による賠償金1人当たり30万ウォン(約2万7600円)を求める訴えを起こすことが分かった。

2016年10月19日、韓国・聯合ニュースによると、韓国サムスン電子の新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の発火・回収問題で、韓国の消費者グループ38人がサムスン電子を相手取り、ノート7の生産停止と返品による賠償金1人当たり30万ウォン(約2万7600円)を求める訴えを24日、ソウル中央地裁に起こす。国際在線が伝えた。

原告らは一連の回収騒ぎを通じ、製品の購入、バッテリーの検査、新品への交換などで「何度も販売店に足を運ぶ必要に迫られた」と主張。新品の交換しても「発火するのではないか」との不安はぬぐえず、精神的に大きなダメージを受けたとして、賠償金の支払いを求めている。

さらに、サムスン電子に対し「消費者の安全を最優先に考えるべきだった。しかし、製品の欠陥について軽率な判断をし、当初はバッテリー交換のみの対応にとどめた」と批判。原告側の弁護士は「消費者一人一人が損失を証明することは難しいが、精神的なダメージは明らかだ」としている。(翻訳・編集/大宮)

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