薬品の品質基準改定と基本リスト、今年中に完成へ―中国

Record China    2008年2月2日(土) 8時32分

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1日午前の記者会見によると、中国国家薬監局の今年の主目標は、薬品品質基準の改定および基本薬品リストの完成だという。写真は安徽省の薬局。

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2008年2月1日、 国家食品薬品監督管理局(国家薬監局)は今年、2000種の薬品の品質基準を改定する業務を完成させるという。「北京晩報」が伝えた。

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国家薬監局のスポークスマン・顔江瑛(イエン・ジアンイン)氏は、午前中に行われた記者会見で「国家薬監局は今年、漢方部(局)関係の基準の改定を終えることおよび危険度の高い400種類の各種注射液の基準の規範化を重点的に行っていく」と発表した。

中国では薬品基準体系の初期段階はすでに完成しているものの、薬品基準を管理する部門が分散していたり、基準の水準が甘かったりなどの問題が存在している。

このため国家薬監局では、昨年から「2010年版中国薬典」の編集業務に取り掛かるとともに、漢方薬関係については「漢方薬基準物質ライブラリー」を設立し、1、2年後を目処に薬品基準管理のネットワーク化を実現することを目指しているという。

また、同局では今年さらに、関連部門とともに基本的な薬品を選び、国家基本薬品リストを完成させるとし、具体的な状況については新医療改革プランが明らかにされた後に公表するとしている。(翻訳・編集/HA)

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