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1月31日、大雪により貴州省では14人が死亡、1790万人が被害を受け、500万人以上分の飲料水が不足していると民政庁が発表、被災者の救援活動を急いでいる。
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2008年1月31日、貴州省民政庁によれば、30日までに全省で1790万人が被害を受け、14人が死亡、負傷者は4万2156人に上り、47万5000人が緊急避難し、515万2000人分の飲料水が不足しているそうだ。被災者の救援活動が急ピッチで進んでいる。新華網が報じた。
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50年ぶりとなる大雪に見舞われた貴州だが、低温が20日以上続いたことで被害がさらに拡大した。1204万5000ムー(約8030平方キロ)の農作物に被害が出ており、249万ムー(約1660平方キロ)の収穫が絶望的となっている。倒壊した家屋は6934戸、損壊家屋は3万6573戸、死亡した家畜は1万5802頭、省内44県(市、地区)で停電が発生し、停電は最長17日におよんだ。
貴州では、救援資金1479万4000元、食料1864t、石炭1055t、衣服と布団12万7000枚、薬品2万2650箱、インスタント食品164万個(袋)などの大量の生活物資をすでに支給している。被災地で最も不足しているのはコートや布団で、民政部と解放軍参謀本部は緊急体制を発動し、12万人分の救援物資を空輸し、31日、現地に最初の救援物資が届けられた。火力発電に必要な石炭の確保も急がれており、旧正月の間に必要な分の石炭はすでに確保済みだという。(翻訳・編集/岡田)