「お取引額100兆元」ATM明細票に驚愕の数字!利用者は怖くて眠れず…―安徽省

Record China    2008年2月2日(土) 7時1分

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1月31日、安徽省に住む若者がネットバンキングで8元のサービスを購入。取引確認をしようと銀行へ行きATMで明細票を受けとると、そこにはなんと「100兆元」の数字が。写真は中国工商銀行。

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2008年1月31日、「中国新聞網」は安徽省で発生したATM(現金自動預け払い機)にまつわる前代未聞の事件を紹介。

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今月25日、安徽省合肥市に住む男性・シンさんは、その日が銀行のクレジットカードの支払い日だったので、ネットバンキングの取引確認をかねて中国工商銀行合肥三牌楼支店を訪れた。

ATMにクレジットカードを入れ、出てきた取引明細票を確認すると「お支払い100000000000000.08元」の文字が。あまり0の多さに目がくらんだが、良く確かめると「100兆元8分(約1500兆円)」という不思議な金額。あわてた彼はすぐに窓口へ行き事情を説明したが、行員はどうすることもできない。今度はATMで200元を預けてみた。するとやはり「本日のお取引欄」には「預金200元」のほかに「お支払い100兆元8分」の文字。

銀行窓口もどう対応していいか分からず、彼に翌日カードと通帳を持ってくるよう指示した。次の日、再度記帳を行ったが今度は何の異常も見られなかった。銀行側はATMの故障だろうと説明。1日で中国の昨年の国内総生産GDP)約24兆元の4倍以上を使ったことになるシンさんは、前日怖くて眠れぬ夜を過ごしたが、銀行側は彼に実害はないことを理由に「謝罪するつもりはない」と取材に答えている。

レコードチャイナが日本の主要ATM保守会社に聞いたところ、何らかのソフトのバグではないかとのことだった。また、昨日配信した払い出し枚数が少なかった事故に関しては、残数検知や払い出し枚数センサーが、静電気などの何らかの影響を受け動作しなかったのではないかと思われる。いずれも日本のATMでは、考えられない事故だという。(翻訳・編集/本郷)

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