国家的遺伝子バンク?ハードルの劉翔、NBA姚明らのDNAを採集!用途は?―中国

配信日時:2008年1月31日(木) 17時4分
国家的遺伝子バンク?ハードルの劉翔、NBA姚明らのDNAを採集!用途は?―中国
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30日、中国で遺伝子バンクの運用が正式始まった。ハードル劉翔選手、NBA姚明選手といった一流スポーツ選手の遺伝子がすでに採集されているというが、その用途は明らかにされていない。
2008年1月30日、成都商業報によれば、先日中国の優れた遺伝子を採集し、保存することを目的とした「中国人類遺伝資源プラットフォーム」の運用が正式に開始された。現在、この遺伝子バンクには24万件以上の遺伝情報が保管されており、遺伝子技術を利用して卓越したスポーツ選手を作り出すことも夢ではなくなると、四川新聞網が伝えた。

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優秀なスポーツ選手の遺伝子は一般人のものと何か違うのか、その遺伝子はすでに医用可能なのか?中国人類遺伝情報資源プロジェクトにかかわる彭左旗(ポン・ズオチー)氏によれば、すでに採集が完了している遺伝子は中長距離マラソン選手のもので、他のスポーツ選手のものも現在採集中。

また、NBAの姚明(ヤオ・ミン)選手、110メートルハードルの金メダリスト劉翔(リウ・シアン)選手といった“国宝クラス”のスポーツ選手の遺伝子もすでに採集済みとのこと。彭氏は採集された遺伝情報が外部に漏らされることは絶対ないと明言。具体的な採集方法も明かすことはできないということだ。

遺伝子は運動能力と深い関係があり、ある同じ分野で優秀な選手は多くが同様の遺伝子を持っているという。遺伝子研究が進めば、特定の分野で成功を収めることも夢ではなくなるのだろうか。「実際にはまだ研究が進んでおらず、この遺伝子バンクも設立されたばかり。生物科学技術の進歩と研究が進めば、何らかの形でいつか利用可能になるかもしれない」と彭氏は話す。

では、そうした遺伝子があれば成功が収められるのかというと、彭氏はそうは考えていないようだ。「遺伝子はあくまでも一側面でしかなく、努力と訓練こそが最も重要な要素。努力なくして成功はない」としている。(翻訳・編集/岡田)
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