<続報><バドミントン>韓国オープン乱闘騒ぎの林丹選手にペナルティ下らず、五輪出場に配慮か―中国

Record China    2008年1月30日(水) 21時56分

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30日、先日のバドミントン「韓国オープン」決勝戦での乱闘未遂事件に関して、中国国家体育総局から選手に対する処遇が発表された。五輪出場への影響を懸念してか、口頭注意にとどまることに決定したという。

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2008年1月30日、先日28日に報じられたバドミントン「韓国オープン」決勝戦での乱闘未遂事件に関して、国家体育総局から選手に対する処遇が発表された。金羊日報の報道。

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事件は第3ゲーム中に微妙な判定が下り、その判定に抗議を申し入れた中国人選手・林丹(リン・ダン)に対して、相手の韓国チームの中国人コーチ・李矛(リー・マオ)が煽るような言葉を投げつけ、言い争いになったもの。

韓国バドミントン協会はこの事件を国際バドミントン連盟に報告する構えだが、林選手は謝罪の意を表明するつもりはないとしている。また、国家体育総局の劉鳳岩(リウ・フォンイエン)氏は今回の事件に関して、林選手に対して口頭注意をするにとどめるとしている。

劉氏は「林選手の行為は相手側からの口汚い罵りに対する一種の抵抗であり、自然なものである。コーチ陣の説明からも、行為に及んだ理由について十分理解できた。ただ、試合中に及んだ衝動的な行為については、コーチ陣との検討を経て、警告を与えることとした」と発言し、今年の林選手の五輪出場に配慮したものとみられる。

なお、韓国チームについていた中国人コーチの李矛(リー・マオ)氏は「これはバドミントン界の内部問題。中韓間の国際問題に広げるべきではない」とし、国内の報道写真で自身の激怒した写真ばかりが使われていることに関しては「最初に争いをしかけてきたのは林選手のほうだ」と反論。ネット上で「売国奴」と罵られていることに怒りを隠せない様子だ。(翻訳・編集/愛玉)

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