米FBI局長が訪中、北京五輪テロ対策で両国の連携強化か―中国

Record China    2008年1月30日(水) 14時58分

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1月29日、米国連邦捜査局(FBI)長官のロバート・S・ミュラー3世が中国を訪れ、国家公安部関係者と国際犯罪捜査に対する両国の協力体制について話し合ったという。資料写真。

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2008年1月30日、米国連邦捜査局(FBI)の現長官ロバート・S・ミュラー3世が前日の29日中国を訪問。国家公安部関係者と国際犯罪捜査に対する両国の協力体制について話し合いを行った。上海のニュースサイト「東方網」が伝えた。

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中国到着後、その日のうちに公安部との話し合いを終えたロバート長官だが、北京の米国大使館は当日声明を発表。会談の内容はFBIと公安部の連携およびFBIの海外活動計画についてであったことを明らかにした。話し合いの詳細については言及していないが、米中両国が詐欺、密輸、麻薬、テロなどの国際犯罪に対抗するため一貫して協力体制をとってきたこと強調している。

FBIは02年に北京市に事務所を設立。米国大使館の管轄外で独自の活動を行っている。今回の話し合いの中で、北京五輪期間中のテロ対策について両国側からはっきりとした提案はなされなかったもようだが、同期間中は国際テロ組織の活動も活発になると予想され、両国の捜査協力に今後一層の期待がかけられている。(翻訳・編集/本郷)

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