<続報><靖国暴行事件>「これは個人の起こした偶発的事件」―中国大使館

Record China    2008年1月28日(月) 15時26分

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15日、靖国神社で中国人男性が80歳の参拝客から日章旗を奪い、止めようとした中年男性に暴行を加えた事件。報道されたような暴行はなかったとの見解が中国メディアでは流れている。写真は04年8月、寧波市での靖国参拝反対集会。

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2008年1月15日、靖国神社で中国人男性が、80歳の参拝客から持っていた日章旗を奪い取ったうえへし折り、さらに止めようとした中年男性に暴行を加えた事件が発生した。警視庁麹町署は、暴行と器物損壊の現行犯でこの中国人男性・王班亜容疑者を逮捕した。

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大河網の調査によると、王は自動車部品メーカー・河南省万通集団の副総経理。かつては多くの多国籍企業に在籍し、中国の自動車業界ではよく知られた人物だという。

また、国際先駆導報の報道によると、王は日本出張のあいまに靖国神社を参観しており、その際に日本軍の軍服を着て日章旗を持っていた老人を見かけ、一時の憤怒にまかせて行動に及んだという。しかし、止めに入った中年男性に対しては、決して日本のメディアが報じているような暴行を働いたわけではなく、からだが軽くぶつかった際に、「少し手で押したかもしれない」ということである。

これに関して中国駐日大使館の責任者の1人は、「日中関係が転機を迎える今年において、この事件は、一個人が偶発的に起こした事件に過ぎない」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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