<続報>「上司の怒声」着メロ事件、ネット上でも大反響!―中国

Record China    2008年1月28日(月) 16時4分

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江蘇省南京市の女性が勤務先の上司の怒鳴り声を携帯電話の着信音にし、それを本人に聞かれて会社をクビになった珍事件に、中国のネット上では多くの反響が寄せられている。写真は中国のネットユーザー。

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2008年1月25日に南京晨報が伝えた、江蘇省南京市に住む女性・劉(リウ)さんの解雇事件。劉さんは、勤務先でいつも部下を叱り飛ばしている副社長の怒鳴り声を録音し、携帯電話の着信音を作成。それを本人に聞かれて、会社をクビになった。その後、劉さんは今月3日に会社を告訴。突然の訴状に驚いた会社側はあわてて彼女に和解を申し出た。

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この横暴な珍事件に、中国のネット上では多くの反響が寄せられている。大手ポータル・網易(NETEASE)の掲示板には28日午前10時現在、260件もの書き込みが確認できた。

代表的な意見は、「怒鳴り声の主」副社長を批判するもの。彼が解雇の正当性を主張する際、「わたしはアイルランドでMBAも取得しているんだ」と発言したことが攻撃の対象になっている。

「“海亀(海外留学帰りの人を指す)”の何がすごいっていうんだ」

「海外で使い物にならなかったから中国に帰ってきたんだろう」

「こいつは“海亀”じゃなく、“烏亀(「まぬけ」の意)”だろう」

「“海亀”には冗談も通じないのか!心が狭い!!」

など、自分の学歴を鼻にかける副社長に対する批判が相次いだが、その発言の裏には、海外留学帰りという境遇に対する妬みもちらつく。

一方、解雇された劉さんに対する意見は、「よくやった!」と賞賛する声と、「こんなつまらないいたずらをするなんて、暇にもほどがある」という冷静な批判に二分されている。(翻訳・編集/愛玉)

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