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1月26日、浙江省寧波雅戈爾動物園でホワイトカンガルーに2世誕生。子供も親と同じ全身白色で、親子2代続けてホワイトカンガルーが生まれたのは世界でもきわめてまれとのこと。
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2008年1月26日、浙江省寧波市で開催された中国野生保護動物協会主催の「ホワイトカンガルー遺伝研究討論会」において、寧波雅戈爾動物園のホワイトカンガルーに同じホワイトカンガルーの2世が誕生したとの発表があった。「チャイナフォトプレス」が伝えた。
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03年11月に海外から同動物園に連れてこられたオオカンガルー(学名Macropus giganteus)のうちの雌1頭がまもなく妊娠。04年4月に母カンガルーの育児嚢(袋)から出てきた子供は、全身白色で赤い目をした雄のホワイトカンガルーであった。07年3月に、発情期を迎えたこのホワイトカンガルーとその母カンガルーを交配させたところ、妊娠に成功。07年12月10日、育児嚢から出た2世もホワイトカンガルーであることが確認された。
ホワイトカンガルーは突然変異のアルビノだが、親子2代続いたアルビノは世界でもきわめて珍しいとのことで、その学術研究価値と経済価値に各界からの期待が集まっている。(翻訳・編集/本郷)
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