中国の10代、65%がスマホで学習、8割が試験前にエンタメ系アプリ削除―中国紙

人民網日本語版    2016年9月26日(月) 23時40分

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このほど発表された「中国00後(2000年代生まれ)ネットラーニング行動報告」によると、00後の65%が携帯電話を学習ツールとしているという。資料写真。

近年インターネットの発展につれて、豊かな学習データや自主学習を中心とし、従来の学習法の時間・場所の制限を解消したネットラーニングが多くの人から人気を集めている。瀋陽晩報が伝えた。

このほど発表された「中国00後(2000年代生まれ)ネットラーニング行動報告」から、インターネット学習の人気度と受け入れられているグループ層の特徴がうかがえる。

同報告によると、00後の65%が携帯電話を学習ツールとしているという。そのうちの大部分が、わからない問題の写真を撮ってネット上で質問する機能を使用している。そしてこのような利用法に77%の保護者が賛成している。ネットゲーム、ネットショッピング、ネットラーニングが00後のネット上の3大消費活動となっており、00後がその活動を行う割合はそれぞれ28%、21%、24%だ。このデータから、00後が学習にかける消費も少なくないことが分かる。

そのほかに、00後は比較的自己管理ができており、試験前には8割の学生がエンターテイメント系のアプリを削除しているという。

ネットラーニングの登場により、教育資源はさらにバランスがとれ、時間や場所の制限を解消したため、教師は優秀な生徒をたくさん育成することができるようになった。ある学校の高級教師は学期ごとに平均で120人の生徒を受け持っているが、ネットラーニングなら2287人以上教えることができるということだ。

また、00後にとっては「ツンデレ」の先生が人気だ。そのほかに人気の先生の種類は順に、「熱血」、「博識」、「生真面目」、「顔面偏差値が高い」となっている。そのほかにも注目すべき点はネット上の個別教育が人気であり、9割の00後がマンツーマンの個別指導に夢中になっていることだ。しかし、さらに注目すべきなのは、データによると、00後が一日に携帯電話を操作する時間は平均2時間15分で、都市部の00後のスマートフォン普及率は82%を超え、先進国を大きく上回ったことだ。(提供/人民網日本語版・編集/YK)

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