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月から万里の長城は見えない?欧米メディアが解き明かす「長城の不思議」―中国メディア

配信日時:2016年9月21日(水) 15時50分
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雄大な万里の長城には、毎年、世界各地から数百万の観光客が訪れる。だが、長城にまつわる以下の「不思議」について知る人は少ない。参考消息がスペインのメディアの報道を引用して伝えた。

スペインの全国紙ABC(電子版)の報道によると、長城の建造作業は2000年あまりも続いたという。1987年にユネスコ世界文化遺産に登録され、2007年には新・世界七不思議(New Seven Wonders of the World)に選ばれた。

長城の3分の1はすでに消失している。建造時期が比較的現在に近く、絵葉書やポスターに最も良く使われている明代長城でも、完全な状態で保存されている壁はわずか8%だ。

長城はいくつかの段に分かれている。多くの人は長城と聞くと、有名な八達嶺長城を思い浮かべるが、これは明代長城の要害の地の一つに過ぎない。実際には、中国史上のさまざまな時代に長城が建造されたが、その中でも明代に築かれた長城は保存状態が比較的良好である一方、他の時代に建造された長城は一部が廃墟として残っているにすぎない。

長城の一部には、多くの落書きがある。このような良からぬ行為によって、長城は観光客による破壊が最も深刻な建造物・遺跡の一つとなってしまった。2014年、関係当局が長城の一部に観光客のための「落書き専用ボード」を設置した。さらには、「落書き専用電子ボード」の設置も検討したという。

ちなみに、月からは長城を眺めることができない。かつて、米国の宇宙飛行士ウィリアム・ポーグ氏が、「宇宙ステーションから長城が見えた」と話した時、多くの人はそれが真実だと信じた。だが、彼が見たのは、実は中国の大運河だった。

スペインにも「長城」がある。スペインにある「長城」とは「ルーゴのローマ城壁」のことだ。この城壁はスペインの古都ルーゴにあり、2000年に世界文化遺産に登録された。

長城には1日延べ800万人の観光客が訪れており、世界で観光客が最も多い名所の一つとなっている。2014年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休中、長城を訪れる観光客の数は一日当たり最高延べ800万人に達した。

長城では、マラソン大会やデジタル音楽祭が開催されている。さまざまなマラソン大会が行われており、出走者は走るだけではなく、数千段の階段も登らなくてはならない。毎年、数十カ国・地域から数千人が長城のマラソン大会の各種目に参加する。また、数年前から、長城ではさまざまな音楽祭も開かれている。音楽祭という形式で、悠久の歴史を誇る古跡と現代文明が融合し、観客は全く新しいタイプの芸術パフォーマンスを楽しむことができる。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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