地震に対し「どうしてよいのか分からない」韓国人、専門家は防災教育の強化を呼び掛け―韓国メディア

Record China    2016年9月14日(水) 15時30分

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13日、韓国・慶尚北道慶州市で起きたマグニチュード(M)5.8の地震に関して、韓国では国民の知識不足を指摘する声も聞かれている。写真はソウル。

2016年9月13日、韓国・慶尚北道慶州市で起きたマグニチュード(M)5.8の地震に関して、韓国では国民の知識不足を指摘する声も聞かれている。環球網が伝えた。

地震に関して韓国の高校生は、「どうしてよいのか分からなかった。みんなとても怖がっていた」と当時の状況を説明している。さらに、別の高校生は「中学の時に地震発生時の避難について学んだことがあるが、深くは学習しなかった。学校では実際の避難方法や地震発生時の心構えなどは教えられていない」と語っている。同様の声は多くの生徒から聞かれており、学校に対ししっかりとした地震関連の教育を求めている。

韓国メディアによると、地震に対する意識の低さは子どもに限ったことではなく、成人でも十分な知識を持つ者は少ない。慶尚南道昌原市の住民は、「地震が起きたらとりあえずテーブルの下に潜るようにしているが、地震が続いた場合、家の中に居るべきか、外に出るべきか分からずとても怖かった」という。

韓国の専門家この現状について、「国は防災知識関連の教育を重視していない。特に地震に関してはまだスタート地点にいるような状況。早急に改善すべきだ」と警鐘を鳴らした。(翻訳・編集/内山

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