発電用の石炭「残りわずか7日分」!深刻な電力不足へ―中国

Record China    2008年1月25日(金) 10時41分

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23日、中国の電力供給会社大手の国家電網公司によると、各地で深刻な電力不足が続いている。記録的な寒さと火力発電用の石炭不足が原因。石炭の備蓄はあと7日分しかないという。写真は黒竜江省ハルビン市にある中国最大の石炭倉庫。

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2008年1月23日、中国の電力供給会社大手の国家電網公司によると、各地で深刻な電力不足が続いている。今年の記録的な寒さと火力発電用の石炭不足が原因という。「新京報」が伝えた。

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現在最も深刻な華中電網の管轄地区である湖北省、四川省、重慶市では、すでに大規模な供給制限が始まっている。今冬の記録的な寒さによるエネルギー消費量は、真夏を超える勢いとか。また石炭王国・山西省は相次ぐ爆発事故による「安全指導中」のため、採掘量が大幅に落ち込んでいるという。このため20日現在、火力発電用石炭の備蓄量が「あと7日しかもたない」というかなり緊迫した状況に陥っている。

中国では発電量の大半が火力発電によるもの。こうした事態を受けて国家発展改革委員会は全国の鉄道会社に対し、発電用石炭の輸送を最優先させるよう通知を出したという。(翻訳・編集/NN)

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