環境保護に8大項目、空気がきれいな北京五輪を!―中国

Record China    2008年1月24日(木) 17時33分

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22日、中国国家環境保護総局は「汚染物質の排出量を減少させる、など8項目の措置を実施し、北京五輪会期中、空気の質をクリーンに保つ」と表明した。第11次5か年計画の中間の今年、環境問題の取り組み強化に意欲的だ。写真は北京の上空写真。

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2008年1月22日、中国国家環境保護総局の周生賢(ジョウ・ションシエン)局長は「2008年、二酸化硫黄の排出量の6%減少、水質汚濁の指標である化学的酸素要求量の5%減少など8項目の措置を実施し、北京五輪会期中、空気の質をクリーンに保つ」と語った。2008年は第11次5か年計画のちょうど中間の年。環境保護に強く取り組む年になりそうだ。新華網が伝えた。

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全国環境保護局長会によると、ここ2年で脱硫黄装置を備えた給炭機を使用する火力発電所は全国の45%に上り、全国の都市での汚水処理率は60%となった。主要汚染物質の排出量が減少したことになる。また、全国9000以上の工場が新規稼動申請を出したが、環境的に不適切な1194件については、稼動停止や適切な措置を取るよう命じた。

8項目の内容は以下の通り。

1.2008年には二酸化硫黄の排出量を6%、化学的酸素要求量を5%、「確実に」減少させる。

2.環境負荷が重い河水、湖水、海水に適切な対策を行い、飲料水の安全性を国民に保障する。

3.北京を中心とした都市環境を整備し、緑化を行う。

4.環境権の保護を徹底し、国民への被害を食い止める。

5.経済発展第一という考えを変え、環境意識を高める。

6.農村と都市の取り組みの格差をなくす。

7.各部署が協力し基礎的かつ戦略的な環境保護プログラムを推進する。

8.歴史的な転換期を乗り越える力を継続して強める。(翻訳・編集/小坂)

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