記録的大雪で300万人に影響！道路の不通、家屋倒壊など被害は深刻―安徽省

2008年1月22日、新華社サイト「新華網」は記録的な大雪が続いた安徽省の被害状況を詳細に報道した。

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同省の降雪は12日から断続的に続いた。22日までに、淮河沿いと淮北地区では積雪10cm以上、大別山地区で同25cm以上、岳西、霍山の一部地域では同50cm以上となっている。同日正午現在、六安、安慶、池州、巣湖、宣城、銅陵、黄山、［シ除］州、宿州、毫州、阜陽、合肥の12都市で300万人以上が直接間接に雪による被害を受けている。避難者は4288人、1人の死亡が確認されている。農作物の被害面積は15万ヘクタール、家屋や建物の倒壊は3635棟に及んでいる。

21日には、合肥市包河区の農貿市場の屋根が雪の重みで倒壊。幸い死傷者は出なかったが、市場内で売られていた商品すべてが雪と壊れた建物で押しつぶされたという。安徽省人民政府は省内自治体と合同で緊急災害対策本部を設置。正確な被害状況の把握に努めるとともに、被災者の救助や生活支援、除雪作業、ライフラインの復旧などに全力で取り組んでいる。（翻訳・編集/本郷智子）