アップル新製品発表会、最大の注目点はまた「マリオ」?―中国紙

人民網日本語版    2016年9月9日(金) 19時0分

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アップルの秋のスーパーイベントが8日に行われ、新製品発表会ではうわさ通り「iPhone7」(アイフォーン7)と次世代「アップルウォッチ」が発表された。

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アップルの秋のスーパーイベントが8日に行われ、新製品発表会ではうわさ通り「iPhone7」(アイフォーン7)と次世代「アップルウォッチ」が発表された。今回の発表会で最大の注目点となっのはアップルと任天堂の提携で、アップルは任天堂とともにiOS向け新作マリオ「スーパーマリオラン」とアップルウォッチ版「ポケモンGO」を発売することを明らかにした。この情報を受けて、イベント後にアップルの株価は0.63%上昇し、任天堂株は28%もの急激な値上がりをみせた。中国証券報が伝えた。

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▽任天堂と提携

アップルは発表会で任天堂との一連の共同発表を行った。最初はマリオで、会場には任天堂の専務取締役でゲームクリエイターの宮本茂氏が登場し、デモンストレーションを行った。宮本氏は、「このゲームは1回料金を支払えばすべてのコンテンツを楽しめる。友達と対戦するモードや、世界中のプレイヤーとデータやアクションのクールさを競うモードを選ぶことができる。リリースはこれから。また『ポケモンGO』が『アップルウォッチ』でも楽しめるようになった」と説明した。

▽iPhone7

「iPhone7」シリーズの発売により、2年に1度スマートフォンをバージョンアップするというアップルの伝統が継承された。説明によると、「7」には初めて防水・防塵機能が加わり、イヤホン端子は無くなって、充電口と付属の新型イヤホンが接続するモデルに変わった。アダプターを利用すればこれまでのイヤホンを「7」で利用することも可能だ。アップルは、「イヤホン端子をなくしたことで、内部の設計にゆとりが生まれた」という。

4.7インチ画面の「iPhone 7」と5.5インチ画面の「iPhone7 Plus」の外観デザインは「iPhone6」シリーズによく似ている。だが技術性能の指標は向上した。たとえば処理速度の速いアップルの次世代プロセッサ「A10」の搭載、カメラシステムの改良、画像処理機能の強化、ホーム画面に戻るホームボタンの操作性向上、立体音響の再生機能搭載などだ。また「7 Plus」は広角用と望遠用と2つのレンズを使い分けるデュアルカメラを搭載している。

「7」の価格は649ドル(1ドルは約101.5円)で、メモリ容量はほぼ同価格の「iPhone6S」の2倍。今月16日に世界28カ国で引き渡しを開始し、1週間後にさらに30カ国で引き渡しを始める。

▽次世代アップルウォッチ

アップルによると、2年前に新発売した「アップルウォッチ」もバージョンアップされたという。次世代「アップルウォッチ」は処理速度が加速し、画面の明るさがアップするなどの改良が加えられたほか、新たに50メートル防水性能が加わり、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)も導入された。また新「アップルウォッチ」は健康や運動に関するデータ管理の機能が突出している。ナイキと提携した、ランニングをする人向けの特別モデルも発売されるという。

このほかアップルは最新のワイヤレスイヤホン「エアポッド」もうち出す。アップルの「W1」チップを搭載したこのイヤホンは、「iPhone」や「アップルウォッチ」と自動的に連動し、スマートプレイバック機能を備え、「iPhone」に搭載された音声アシスタント機能「siri」にも接続するという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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