韓国で忘れ去られた抗日独立運動の“英雄”=韓国ネット「立派な人だったんだね!感謝感謝」「親日政権が銅像を撤去しないように守ろう」

Record China    2016年9月3日(土) 7時10分

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2日、韓国・ノーカットニュースは、「ソウル駅広場のこの銅像、誰だか知っていますか?」と題する記事を報じた。写真はソウル駅旧駅舎と姜宇奎の像。

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2016年9月2日、韓国・ノーカットニュースは、「ソウル駅広場のこの銅像、誰だか知っていますか?」と題する記事を報じた。

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ソウル中心部、旧ソウル駅舎前に立つのは、日本統治時代に抗日独立運動に身を投じた姜宇奎(カン・ウギュ。1855〜1920)の像。1919年9月2日、第3代朝鮮総督としてソウルに赴任した斎藤実一行に、この場所で爆弾を投げた人物だ。韓国では1962年に勲章が授与され銅像が建てられた「英雄」だが、記事の見出しから分かる通り、今では韓国人の誰もが知る人物ではなくなっているようだ。

そこで姜宇奎の「義挙」から97年となる2日、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が「大韓民国の隠れた英雄探し」キャンペーンを実施すると明らかにした。韓国人にあまり知られていない「隠れた英雄」のゆかりの場所をユーザーらに直接訪ねてもらい、収めた写真や訪問記を徐教授のSNSに掲載し広めていく計画だという。

徐教授は、「安重根(アン・ジュングン)、尹奉吉(ユン・ボンギル)、安昌浩(アン・チャンホ)らは大衆に広く知られているが、彼らに劣らない活躍を繰り広げた隠れた英雄は多い。そうした英雄たちを、スマートフォンを通じて若い人たちに紹介しようとこのキャンペーンを始めた」と話している。

ソウル駅は韓国随一の巨大ターミナル。姜宇奎の銅像を目にしたことのあるネットユーザーも少なくないはずだが、記事に寄せられたコメントには「知らなかった」「教えてくれてありがとう」などの声が目立つ。他には次のようなコメントが寄せられている。

「知らなかった。申し訳ない」

親日派のいない新たな世界を夢見ていらしたでしょうに、申し訳ない限りです」

「今からでも関心を持って見るようにします」

「独立運動をした方たちの銅像が全国各地に建てられるといいな」

「真の愛国者だ。尊敬すべき方」

「民族の裏切り者たちにも広く知らしめなければ」

「政府や市が追悼の花でも飾るべきなんじゃないか?」

「忘れられ、知られていない独立義士たちの詳しい情報をお願いしたい」

「親日政権が像を撤去しないようにちゃんと守ろう」

「ホームレスが悪さできないように徹底して管理してほしい」

「立派な人だったんだね!感謝感謝」(翻訳・編集/吉金

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