<北京五輪>テロ対応にも準備、国産の民間ヘリをパトロールなどで大幅活用―北京市

Record China    2008年1月21日(月) 15時19分

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1月20日の報道によると、北京五輪期間中に、中国国産の民間ヘリコプターが上空パトロールや交通情報の提供、テロ対応などで大きな役割を果たす見込みだ。写真は中央テレビ局のヘリ。

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2008年1月20日、新華網が伝えたところによると、今年8月に開催される北京五輪開催期間中に、中国国産の民間ヘリコプターが大きな役割を果たす見込みだ。

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白刃の矢が立てられたのは、「中国航空工業第二集団会社」製造のヘリコプター直9型と、CA109型。

このうち、直9型は五輪開催時に北京上空のパトロールや事故発生時の救援などを行う。一方のCA109型は、中央テレビ局(CCTV)が五輪の航空撮影に利用するほか、北京市公安局の巡回ヘリコプターとしても、空中パトロール、交通情報の提供、空中指揮、地上との連絡、テロ発生時の対応機としても利用されるという。

中国ではもともとヘリを含む航空産業は軍系列の企業の独擅場だったが、同社の民間用ヘリコプターは世界的にも強い競争力を持つ。航空分野以外でも、自動車用部品、発動機、機載設備でも高い評価を得ている。同社関係者は、「ヘリの活躍で五輪に貢献し、国際市場の開拓や業務の拡大につなげよう」と張り切っている。(翻訳・編集/FK)

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