<早分かり>世界銀行主任エコノミストに就任見込みの林毅夫氏、これまでの経歴

Record China    2008年1月21日(月) 14時58分

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1月19日に「ウォール・ストリート・ジャーナル」電子版が「世界銀行の主任エコノミストに就任する見通し」と報道した北京大学中国経済研究センター主任の林毅夫氏。その経歴を紹介する。

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2008年1月19日、「ウォール・ストリート・ジャーナル」電子版は、北京大学中国経済研究センター主任の林毅夫(リン・イーフー)氏が、世界銀行の主任エコノミストに就任する見通しである、と報道した。

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林氏は1952年台湾生まれ。中国本土に改革開放政策が導入された後、欧米の経済学に通じた識者として活躍した。専門分野は発展経済学、農業経済学、制度経済学。現在までの主な経歴は以下の通り。

1971年、台湾大農業工程学部を中退後、78年に台湾政治大管理研究所修士号取得。82年に北京大経済学部政治経済学科修士号取得、86年にシカゴ大経済学部博士号取得、87年にイェール大経済発展センターで博士号取得とそうそうたる学歴の持ち主。

その後は1987〜90年に国務院農村発展研究センター発展研究所の副所長、90〜93年に同センター農村部副部長、94年より現職就任と、台湾出身ながら中国本土で経済学の権威として活躍している。

現在、アモイ大、復旦大、浙江大、香港科技大の教授を兼任するほか、中国人権発展基金会専門家委員会主任、世界貿易組織研究会学術顧問、国家発展計画委員会「十五」計画審議会常務理事会会員、中国発展研究基金会常務理事、東アジア経済学会理事など多数の役職を兼務している。また、1993年より世界銀行の顧問を務めている。(翻訳・編集/愛玉)

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