海外人材の導入を推進、永住権取得基準を緩和―香港

Record China    2008年1月20日(日) 17時57分

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18日、香港特別行政区政府入境事務所は「優秀人材入境計画」の基準緩和を発表。中国大陸及び海外からより多くの人材を確保することが狙い。写真は「優秀人材入境計画」により移民を認められたチャン・ツィイー。

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2008年1月18日、香港特別行政区政府入境事務所は「優秀人材入境計画」の基準緩和を発表した。大陸及び海外からより多くの人材を確保することが狙いだという。新基準は即日適用された。新華社が伝えた。

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「優秀人材計画」は2006年5月に開始され、年齢、学歴、キャリア、語学能力、家族関係で得点が定められ一定以上の点数に達したものに永住許可を与える制度。今回の基準緩和により50歳までという年齢制限の上限を撤廃、18歳以上ならば誰でも申請可能となった。キャリアについてもこれまでは5年以上のキャリアがあって初めて得点が加算されたが、今後は2年以上で加点される。言語能力に関しても中国語と英語の能力を求められていたのがどちらか一方で加点されることとなる。同計画による永住許可の発行枠は年1000人となる。

なお上記の制度は一般的な「総合得点制」のもの。傑出した業績を残した個人には「業績得点制」により審査される。世界的な映画女優であるチャン・ツィイーは「業績得点制」により永住許可を取得した。(翻訳・編集/KT)

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