韓国・朴槿恵大統領の妹に詐欺容疑で捜査の手=韓国ネット「自分の家庭すら取り締まれないで、国を統治できるわけがない」「日本での発言の時から…」

Record China    2016年8月23日(火) 19時50分

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23日、韓国の朴槿恵大統領の妹、朴槿令元育英財団理事長が、詐欺容疑で韓国検察の捜査を受けていることが明らかになった。資料写真。

2016年8月23日、韓国・京郷新聞などによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹、朴槿令(パク・クンリョン)元育英財団理事長が、詐欺容疑で韓国検察の捜査を受けていることが明らかになった。

ソウル中央地検刑事8部は同日、大統領所属特別監察官室の李碩洙(イ・ソクス)特別監察官が1カ月ほど前に朴槿令氏を詐欺容疑で大検察庁に告発したことを受け、現在捜査を進めていると明らかにした。韓国の法律では、特別監察官の監察対象は大統領の配偶者および4親等以内の親族、大統領秘書室首席秘書官以上の公務員と定められており、監察官は刑事処分の必要があると判断した場合に告発を行う。李監察官はこれまで、禹柄宇(ウ・ビョンウ)大統領民政首席秘書官に関して職権乱用と背任・横領の疑いで検察へ捜査依頼を行った。

朴槿令氏は自身の影響力を誇示し、被害者から受け取った数億ウォンの資金を返済しなかった疑いが持たれている。ソウル中央地検刑事8部は主に土地・建設不正を捜査する部署であることから、これと関連した詐欺容疑ではないかとの見方が強まっている。なお、槿令氏は過去、育英財団駐車場の賃貸契約金名目で数千万ウォンをだまし取った容疑(詐欺)で起訴され、昨年12月にソウル中央地検から罰金500万ウォン(約45万円)の支払いを命じられた。

槿令氏は昨年、日本でのインタビューで「(韓国が)日本に何度も謝罪を要求し続けるのは不当だ」などと「親日発言」を行ったことで韓国で物議を醸した。今回の報を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「日本のインタビューの時からそんなことだろうと思ってたよ」

「数億ウォンの詐欺くらいなら良心的。お姉さんは国民と国を相手に詐欺を働いてるようなもんだからね」

「大統領一族にはどうしてこうも問題が多いんだろう?詐欺に麻薬(朴大統領の実弟・朴志晩〈パク・チマン〉氏には麻薬法違反容疑で逮捕歴がある)」

「大統領の娘として生まれてずっと豪華生活をしてきたくせに詐欺だなんて」

「まさにめちゃくちゃな一家だな」

「大好きな日本に行って詐欺すればよかったのに。韓国でどうしてこんなことを?」

「国がどうなってしまうのか心配。権力をかさに着て詐欺をし、権力を利用してこっそりそれを隠そうとする、そんなやり口にへどが出る」

「痛快だ」

「自分の家庭すら取り締まれないで、国を統治できるわけがない」(翻訳・編集/吉金

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