ピンポン外交の立て役者・荘則棟氏の墓にペンキ、日本人妻の名前塗りつぶされる―中国紙

Record China    2016年8月21日(日) 19時40分

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20日、北京青年報は記事「元卓球中国代表・荘則棟の墓にペンキ、元日本人妻の名前が塗りつぶされる」を掲載した。荘則棟は中国卓球界を代表するレジェンドで、ピンポン外交の立て役者としても知られている。

2016年8月20日、北京青年報は記事「元卓球中国代表・荘則棟の墓にペンキ、元日本人妻の名前が塗りつぶされる」を掲載した。

世界選手権3連覇という実績を持つ荘則棟(ジュアン・ザードン)氏は中国卓球界を代表するレジェンド。1971年の世界卓球選手権名古屋大会ではいわゆる「ピンポン外交」の当事者となり、スポーツ界のみならず歴史にも名を残している。文化大革命末期、4人組逮捕に伴い失脚し妻とも離婚したが、1987年に日本人女性の佐々木敦子さんと再婚。2013年に死去した。

17日、中元節のこの日、佐々木さんが墓参りのために北京市の墓地を訪れたところ、墓石に書かれた「愛妻佐々木敦子敬立」の文字が黒いペンキで塗りつぶされていたという。佐々木さんは大ごとにしたくないとコメントを拒否した。友人の韓江(ハン・ジャン)さんは「ひどすぎる。佐々木さんは国籍を取得して中国人になっているというのに」と憤りを示した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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