浦東新区で爆発事故、通行人5人が負傷！ガス漏れに引火か？―上海市

2008年1月17日、超高層ビルやホテルが建ち並ぶ上海市浦東新区で爆発事故が発生。通行人ら5人がこの事故により負傷した。「新華社」が伝えた。

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同日午前10時頃、浦東新区陸家嘴地区の建物解体現場で突然爆発事故が発生。現場作業員1人と通行人4人が、爆風による衝撃で吹き飛ばされ骨折ややけどを負った。うち女性1人は3か月の重傷。中には車で偶然現場を通りがかり、事故に巻き込まれた負傷者も。

目撃者の話では、大音響とともに建物の壁やガラスの破片が吹き飛び、通行人がなぎ倒されたという。燃え上がった炎は迅速な消防活動により30分以内に消し止められた。この事故の影響で、現場からわずか30m離れた場所にある超高層ビルの金茂大厦では、1階音楽ホール入り口のドアガラスが爆風で粉々になっていた。

同地区は開発計画により古い建物を順次解体、撤去しており、作業員が不注意で地下のガス管を破壊したことが事故原因とみられている。（翻訳・編集/本郷智子）