<続報>北京大の学資援助流用事件、元学生が謝罪へ―中国

Record China    2008年1月17日(木) 13時21分

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14日、江蘇テレビの番組「人間」は学資援助流用事件について報道。「違法な行為ではない」と居直っていた元学生だが、ウソをついていたことを認め、支援者に謝罪した。写真は元学生。

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2008年1月14日、江蘇テレビの番組「人間」は学資援助流用事件について報道した。「違法な行為ではない」と居直っていた段霖夏(ドゥアン・リンシア)だが、番組ではウソをついていたことを認め、支援者の李富華(リー・フーホワ)に謝罪した。新華社が伝えた。

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会社経営者の李社長は北京大学の大学院に通う段に学資を援助していた。しかし昨夏に段がすでに退学していることを知った。この事件が大きく報道されたため段は李社長宅を襲撃、「報道で前途が閉ざされた」としてコップや皿を割るなどの騒ぎを起こした。その後、弁護士の調査により段が25万元(約375万円)を出資し、ある会社の法人代表となっていたことが発覚し、李社長は援助の返還を求めて裁判を起こした。

学資を流用し起業していたというとんでもない事件に社会の注目が集まり、段を批判する世論が高まっていた。「違法な行為ではない」「学資援助の目的は学生の便益を図ること。勉強を続けても生活は苦しくなるだけ」と居直っていた段だが、ついに李社長に謝罪した。(翻訳・編集/KT)

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