中国人の姓、2万4千→4100種類に激減、最も多いのは李・王・張さん―中国

Record China    2008年1月16日(水) 12時15分

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15日、「南方都市報」は、中国人の姓が2万4000種類から4100種類に激減していると伝えた。最も多い姓は李、王、張で、3つ合わせて2.7億人もの巨大同姓グループになる。写真は河南省にあるアジア最大の「中華姓氏壁」。

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2008年1月15日、「南方都市報」は、歴史上2万4千以上あった中国人の姓が、約4100まで減少したと伝えた。

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広東省では、春節(旧正月)期間に、初の姓氏文化をテーマにした「中華姓氏文化節」が開催される。姓の起源や種類、発展を紹介し、保護を訴えようという内容である。統計によると、現代中国人の姓は、驚くほど激減しているという。

中科院遺伝発育研究所と華夏姓氏源流研究センターがまとめた「中国姓氏統計」によると、3億人近くの人口グループを調査した結果、約4100の姓が確認できたという。中国では歴史上2万4千以上の姓が存在したが、約2万の姓がすでに消滅したことになる。

華夏姓氏研究会会長によると、全国で使われている4100の姓のほとんどが1文字の姓である。法則からみても、人数が少ない姓が消え、人数が多い姓が増えるのは当然のことである。歴史的な背景も、姓の減少に影響してきた。

現在、最も多い100の姓に人口の87%が集中している。全人口の1%以上を占める姓は、李、王、張、劉、陳、楊、趙、黄、周、呉、除、孫、胡、朱、高、林、何、郭、馬の19姓。全国3大姓は、李、王、張で、それぞれ、人口の7.9%、7.4%、7.1%を占め、3つ合わせて2.7億人にもなる。中国一であると同時に、世界一多い同姓グループとも言える。(翻訳・編集/高橋)

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