台湾で進む政治変革、消えゆく蒋介石像―米メディア

Record China    2016年8月9日(火) 8時20分

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7日、この数年、台湾から蒋介石像が消えつつある。蒋介石と夫人の資料写真。

2016年8月7日、参考消息網によると、この数年、台湾から蒋介石像が消えつつある。

かつて台湾では各所で蒋介石の銅像を見ることができた。公園、学校、政府庁舎、どこに言っても目についたものだ。ところがこの数年、蒋介石像が消えつつある。台北市の永康公園では中心にあった像が一目につかない隅へと移動している。

隅に移動させられたのならばまだいい方だ。完全に撤去されたケースも少なくない。蒋介石の遺体が眠る蒋介石陵寝に近い公園には台湾各所から送られてきた銅像200体あまりが乱立している。

蒋介石像の消失は台湾の政治的変化のシンボルとも言えるだろう。2000年から2008年まで政権を担った民進党陳水扁政権時代に蒋介石増の“消失”は加速した。そして今、台湾は8年ぶりに蔡英文という民進党の総統を迎えている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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